MIPSアセンブリ言語における終了システムコールの使用方法


終了システムコールは、レジスタ $v0 を使用して呼び出されます。終了コードはレジスタ $a0 に格納されます。通常、終了コード 0 は正常終了を示し、それ以外の値は異常終了を示します。

以下は、終了システムコールを使用してプログラムを終了するシンプルな例です。

.data
    msg: .asciiz "プログラムを終了します\n"
.text
main:
    # メッセージを表示
    li $v0, 4
    la $a0, msg
    syscall
    # 終了システムコールを呼び出す
    li $v0, 10
    syscall

この例では、まずメッセージを表示し、その後に終了システムコールを呼び出してプログラムを終了します。

もう1つの例として、終了コードを指定して終了する方法を示します。

.text
main:
    # 終了コードを設定
    li $a0, 42
    # 終了システムコールを呼び出す
    li $v0, 17
    syscall

この例では、終了コードとして42を指定してプログラムを終了します。

これらのコード例を使用して、MIPSアセンブリ言語で終了システムコールを実行する方法を学ぶことができます。終了システムコールは、プログラムの実行を終了するために重要な手段です。