ターミナルで環境変数を設定する方法


  1. exportコマンドを使用する方法: ターミナルで以下のコマンドを入力します。
    export VARIABLE_NAME=value

    ここで、VARIABLE_NAMEは環境変数の名前、valueは設定したい値です。

例えば、export PATH=/usr/local/bin:$PATHと入力すると、PATH環境変数に/usr/local/binが追加されます。

  1. .bash_profileや.bashrcファイルを編集する方法: ターミナルで以下のコマンドを入力し、編集用のテキストエディタでファイルを開きます。

    nano ~/.bash_profile

    または

    nano ~/.bashrc

    ファイルが開いたら、以下のように記述します。

    export VARIABLE_NAME=value

    保存して閉じます。変更を有効にするために、ターミナルを再起動するか、以下のコマンドを実行します。

    source ~/.bash_profile

    または

    source ~/.bashrc
  2. direnvを使用する方法: direnvは、ディレクトリごとに環境変数を管理するためのツールです。まずはdirenvをインストールします。ターミナルで以下のコマンドを実行します。

    brew install direnv

    インストールが完了したら、プロジェクトのルートディレクトリに.envrcというファイルを作成し、以下のように記述します。

    export VARIABLE_NAME=value

    保存してファイルを閉じます。direnvは自動的に環境変数を読み込みますので、ターミナルでプロジェクトディレクトリに移動すると、.envrcの環境変数が有効になります。

これらの方法を使って、ターミナルで環境変数を設定することができます。それぞれの方法は異なるシナリオに適していますので、使い方に応じて選択してください。