Matplotlibのすべてのモジュールとその使い方


MatplotlibはPythonのデータ可視化ライブラリであり、さまざまなグラフやプロットの作成に使用されます。Matplotlibには多くのモジュールがありますが、以下にいくつかの主要なモジュールとその使い方を紹介します。

  1. matplotlib.pyplotモジュール: matplotlib.pyplotモジュールはMatplotlibの中核となるモジュールであり、グラフの作成やカスタマイズに使用されます。以下は、基本的な折れ線グラフの作成例です。

    import matplotlib.pyplot as plt
    x = [1, 2, 3, 4, 5]
    y = [2, 4, 6, 8, 10]
    plt.plot(x, y)
    plt.xlabel('X軸')
    plt.ylabel('Y軸')
    plt.title('折れ線グラフ')
    plt.show()
  2. matplotlib.axesモジュール: matplotlib.axesモジュールは軸オブジェクトを作成し、グラフのカスタマイズやサブプロットの作成に使用されます。以下は、2つのサブプロットを含む例です。

    import matplotlib.pyplot as plt
    fig, (ax1, ax2) = plt.subplots(1, 2)
    ax1.plot(x, y)
    ax1.set_title('サブプロット1')
    ax2.scatter(x, y)
    ax2.set_title('サブプロット2')
    plt.show()
  3. matplotlib.pylabモジュール: matplotlib.pylabモジュールはNumPyとMatplotlibの機能を組み合わせたものであり、数値計算とプロットを統合して行うことができます。以下は、散布図の作成例です。

    import matplotlib.pylab as plt
    plt.scatter(x, y)
    plt.xlabel('X軸')
    plt.ylabel('Y軸')
    plt.title('散布図')
    plt.show()

これらはMatplotlibの一部のモジュールの例ですが、Matplotlibにはさまざまなモジュールがあります。詳細な使い方や他のモジュールについては、Matplotlibの公式ドキュメントを参照してください。