Delphiで改行文字を扱う方法


  1. 改行文字を含んだ文字列の表示: 改行文字を含んだ文字列を表示するには、改行文字としての特別な意味を持つ文字を使う必要があります。Delphiでは、改行を表すために #13 と #10 の2つの特殊な文字を使用します。以下は例です。
var
  myString: string;
begin
  myString := 'Hello' + #13#10 + 'World';
  ShowMessage(myString);
end;

上記のコードでは、改行文字を含んだ文字列 "Hello" + 改行 + "World" を表示します。

  1. 文字列から改行文字を分割する: 文字列内の改行文字を分割して個々の行にアクセスするには、TStringListクラスを使用する方法があります。以下は例です。
var
  myString: string;
  lines: TStringList;
  i: Integer;
begin
  myString := 'Line 1' + #13#10 + 'Line 2' + #13#10 + 'Line 3';
  lines := TStringList.Create;
  lines.Text := myString;

  for i := 0 to lines.Count - 1 do
    ShowMessage(lines[i]);
  lines.Free;
end;

上記のコードでは、改行文字を含んだ文字列を TStringList に代入し、Count プロパティを使用して各行にアクセスし、それぞれの行を表示します。

これらの方法を使用することで、Delphiで改行文字を扱い、テキストの表示や処理に役立てることができます。詳細なコード例や応用的な使用法については、Delphiの公式ドキュメントやオンラインのリソースを参照してください。