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USBドライブに.exeファイルを配置する: 最初に、実行したい.exeファイルをUSBドライブに配置します。USBドライブのルートディレクトリ(一番上の階層)にファイルを置くことが一般的です。
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Autorun.infファイルの作成: USBドライブのルートディレクトリに、"Autorun.inf"という名前のテキストファイルを作成します。このファイルは、自動実行の設定を行うために使用されます。以下は、Autorun.infファイルの例です:
[Autorun] open=filename.exe action=実行するアクション
上記の例では、"filename.exe"を実行するように指定されています。必要に応じて、"実行するアクション"の部分をカスタマイズすることもできます。
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Autorun.infファイルの属性を設定する: Autorun.infファイルを右クリックし、"プロパティ"を選択します。次に、"読み取り専用"属性をオンにします。これにより、ファイルが編集されずに実行されるようになります。
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オートプレイの設定を確認する: Windowsオペレーティングシステムでは、オートプレイ機能が有効になっている必要があります。コントロールパネルからオートプレイの設定を確認し、USBドライブのオートプレイが有効になっていることを確認します。
以上の手順を実行すると、USBドライブを接続した際に.exeファイルが自動的に実行されます。ただし、一部のセキュリティソフトウェアやWindowsのバージョンによっては、自動実行が制限される場合があります。
コード例: USBドライブを自動的に検出し、.exeファイルを実行するためのPythonのコード例を以下に示します。
import os
def run_exe_from_usb(exe_name):
drives = []
for drive in range(ord('A'), ord('Z')+1):
drive_letter = chr(drive) + ':\\'
if os.path.exists(drive_letter):
drives.append(drive_letter)
for drive in drives:
exe_path = os.path.join(drive, exe_name)
if os.path.isfile(exe_path):
os.startfile(exe_path)
break
# 実行する.exeファイルの名前を指定
exe_name = 'filename.exe'
run_exe_from_usb(exe_name)
上記のコードは、コンピュータ上で実行されるPythonスクリプトです。USBドライブを自動的に検出し、指定した.exeファイルを実行します。必要に応じて、exe_name
の部分を実際のファイル名に変更してください。
以上がUSBから自動的に.exeファイルを実行する方法とコード例です。注意点として、自動実行の制限やセキュリティ上の考慮事項があるため、慎重に使用してください。