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ユーザープールの作成: AWSコンソールまたはAWS CLIを使用して、ユーザープールを作成します。ユーザープールの設定には、ユーザー属性(例: メールアドレス、電話番号)、パスワードポリシー、MFA(Multi-Factor Authentication)の設定などが含まれます。
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ユーザーの登録と認証: ユーザープールを使用して、ユーザーの登録と認証を行います。ユーザーは、ユーザープールにサインアップし、ユーザー名とパスワードを提供してアカウントを作成します。その後、ユーザーはサインインページでログイン情報を入力し、認証を行います。Cognitoはユーザーの認証情報を検証し、アクセストークンやリフレッシュトークンを発行します。
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認証フローのカスタマイズ: Cognitoは、標準的な認証フローに加えて、カスタム認証フローの作成もサポートしています。例えば、ソーシャルメディアのアカウントでのサインインや、2段階認証の導入などが可能です。
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ユーザー属性の管理: ユーザープールでは、ユーザーの属性を管理することもできます。ユーザーがプロフィール情報を更新したり、追加の属性を設定したりできます。また、管理者は属性の検証や属性の追加/削除の制御も行えます。
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アクセス制御と認可: ユーザープールを使用して、アクセス制御と認可を行うこともできます。Cognitoは、ユーザーグループやロールを作成し、ユーザーに対してアクセス権限を付与することができます。
以上が、AWS Cognitoのユーザープールの概要と使用方法の概略です。実際には、さらに多くの機能や設定がありますので、公式ドキュメントやサンプルコードを参照することをおすすめします。