MATLABでのラムダ関数の使用方法


  1. ラムダ関数の基本的な構文: lambda_func = @(arg1, arg2, ...) expression

    ここで、lambda_funcは関数のハンドル(参照)であり、arg1、arg2などは引数の名前、expressionは関数の本体です。

  2. ラムダ関数の単純な例: add_func = @(a, b) a + b; result = add_func(2, 3); disp(result); % 結果: 5

    上記の例では、2つの引数を受け取り、それらを足し合わせるラムダ関数を定義しています。

  3. ラムダ関数の配列への適用: array = [1, 2, 3, 4, 5]; squared_array = arrayfun(@(x) x^2, array); disp(squared_array); % 結果: [1, 4, 9, 16, 25]

    arrayfun関数を使用して、ラムダ関数を配列の各要素に適用することができます。上記の例では、配列の要素を2乗するラムダ関数を適用しています。

  4. ラムダ関数のフィルタリング: array = [1, 2, 3, 4, 5]; filtered_array = array(array > 3 & array < 5); disp(filtered_array); % 結果: [4]

    配列の要素をフィルタリングするために、ラムダ関数を使用することもできます。上記の例では、3より大きく5より小さい要素だけを選択しています。

これらはMATLABでラムダ関数を使用する一般的な方法のいくつかです。ラムダ関数は、コードの可読性を向上させ、短く簡潔なコードを作成するのに役立ちます。さまざまな応用において、ラムダ関数は強力なツールとなります。