DynamoDB - セカンダリインデックスの使用方法


  1. セカンダリインデックスの作成: まず、DynamoDBテーブルにセカンダリインデックスを作成する必要があります。これは、特定の属性を指定してテーブルのデータをより効率的にクエリできるようにするためです。例えば、ユーザーのメールアドレスをセカンダリインデックスとして作成することで、メールアドレスでのユーザーの検索が高速化されます。

  2. クエリの実行: セカンダリインデックスを使用してデータをクエリするには、QueryまたはScan操作を使用します。Queryはテーブル内の特定の値に基づいてデータを取得するために使用され、Scanは条件に一致するすべてのデータを取得するために使用されます。

  3. コード例: 以下に、Pythonを使用したDynamoDBのセカンダリインデックスのコード例を示します。

import boto3
# DynamoDBクライアントの作成
dynamodb = boto3.client('dynamodb')
# テーブルのセカンダリインデックス作成
response = dynamodb.update_table(
    TableName='テーブル名',
    AttributeDefinitions=[
        {
            'AttributeName': 'セカンダリインデックスの属性名',
            'AttributeType': 'S'
        },
    ],
    GlobalSecondaryIndexUpdates=[
        {
            'Create': {
                'IndexName': 'セカンダリインデックス名',
                'KeySchema': [
                    {
                        'AttributeName': 'セカンダリインデックスの属性名',
                        'KeyType': 'HASH'
                    },
                ],
                'Projection': {
                    'ProjectionType': 'ALL'
                },
                'ProvisionedThroughput': {
                    'ReadCapacityUnits': 5,
                    'WriteCapacityUnits': 5
                }
            }
        }
    ]
)
# セカンダリインデックスを使用したクエリの実行
response = dynamodb.query(
    TableName='テーブル名',
    IndexName='セカンダリインデックス名',
    KeyConditionExpression='#attr = :val',
    ExpressionAttributeNames={
        '#attr': 'セカンダリインデックスの属性名'
    },
    ExpressionAttributeValues={
        ':val': {
            'S': 'クエリの値'
        }
    }
)
# クエリ結果の処理
for item in response['Items']:
    print(item)

上記のコード例では、DynamoDBクライアントを作成し、update_tableメソッドを使用してテーブルにセカンダリインデックスを作成し、queryメソッドを使用してセカンダリインデックスを使用したクエリを実行しています。

以上が、DynamoDBのセカンダリインデックスの使用方法とコード例の説明です。これにより、効率的なデータのクエリと分析が可能になります。