LaTeXで改ページせずにファイルをインクルードする方法


  1. \inputコマンドを使用する方法: LaTeXでは、\inputコマンドを使用して外部ファイルをインクルードすることができます。この方法では、改ページを行わずにファイルを読み込むことができます。以下に例を示します。

    \documentclass{article}
    \begin{document}
    ここに文章やコンテンツがあります。
    \input{ファイル名}
    
    ここに文章やコンテンツがあります。
    \end{document}

    上記の例では、ファイル名の部分にインクルードしたいファイルの名前を指定します。この方法では、改ページが行われずに指定したファイルの内容が挿入されます。

  2. \includeコマンドを使用する方法: もう一つの方法として、\includeコマンドを使用する方法があります。\includeコマンドは\inputコマンドと似ていますが、自動的に改ページを行います。しかし、\includeonlyコマンドを使用することで改ページを回避することができます。以下に例を示します。

    \documentclass{article}
    \includeonly{ファイル名}
    \begin{document}
    ここに文章やコンテンツがあります。
    \include{ファイル名}
    
    ここに文章やコンテンツがあります。
    \end{document}

    上記の例では、\includeonlyコマンドを使用してインクルードするファイルを指定し、\includeコマンドを使用してファイルをインクルードしています。これにより、指定したファイルの内容が改ページなしで挿入されます。

これらの方法を使用することで、LaTeXで改ページせずにファイルをインクルードすることができます。