Djangoでは、ベーステンプレート(base.html)を使用して、共通のHTMLコードを他のテンプレートファイルと共有することができます。ベーステンプレートは、ウェブアプリケーションのすべてのページで共通の要素(ヘッダーやフッターなど)を定義するのに便利です。以下に、ベーステンプレートを作成するためのステップとコード例を示します。
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プロジェクトのディレクトリ内に、テンプレートフォルダを作成します。通常、プロジェクトのルートディレクトリ内に"templates"という名前のフォルダを作成します。
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"templates"フォルダ内に、"base.html"という名前のファイルを作成します。このファイルがベーステンプレートとなります。
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"base.html"ファイル内に、共通のHTMLコードを記述します。たとえば、次のようになります。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>{% block title %}{% endblock %}</title>
</head>
<body>
<header>
<!-- ヘッダーのコンテンツ -->
</header>
<main>
{% block content %}
<!-- メインコンテンツ -->
{% endblock %}
</main>
<footer>
<!-- フッターのコンテンツ -->
</footer>
</body>
</html>
- 他のテンプレートファイルでベーステンプレートを継承するために、次のようにテンプレートタグを使用します。
これで、他のテンプレートファイルでベーステンプレートを継承し、共通のHTMLコードを再利用することができます。
以上が、Djangoでベーステンプレート(base.html)を作成する方法です。もちろん、実際のアプリケーションに応じてコードをカスタマイズすることもできます。