reduceメソッドは、以下のような構文で使用します:
array.reduce(callback[, initialValue])
array
: reduceを適用する配列callback
: 各要素に対して実行されるコールバック関数initialValue
(オプション): 初期値として使用する値
コールバック関数は、以下の引数を受け取ります:
callback(accumulator, currentValue, currentIndex, array)
accumulator
: 現在の要素を結合していくための累積値currentValue
: 現在の要素の値currentIndex
(オプション): 現在の要素のインデックスarray
(オプション): reduceを適用している配列
ここで、いくつかの具体的なコード例を見てみましょう。
- 配列の合計を計算する:
const numbers = [1, 2, 3, 4, 5];
const sum = numbers.reduce((accumulator, currentValue) => accumulator + currentValue, 0);
console.log(sum); // 出力: 15
- 配列の最大値を見つける:
const numbers = [10, 5, 8, 3, 12];
const max = numbers.reduce((accumulator, currentValue) => Math.max(accumulator, currentValue), -Infinity);
console.log(max); // 出力: 12
- 配列の要素を文字列として連結する:
const fruits = ['りんご', 'バナナ', 'オレンジ'];
const result = fruits.reduce((accumulator, currentValue) => accumulator + ', ' + currentValue);
console.log(result); // 出力: りんご, バナナ, オレンジ
これらはいくつかの基本的な例ですが、reduceメソッドはさまざまな使い方があります。配列の要素を結合するだけでなく、要素をフィルタリングしたり、変換したりすることもできます。
この記事では、reduceの基本的な使い方と一部のコード例を紹介しました。さらに詳しい情報や応用例を学ぶには、公式のJavaScriptドキュメントや関連するリソースを参照してください。