GitLabコンテナの作成と初期設定方法


まず、GitLabコンテナを作成するためには、Dockerを使用することが一般的です。以下に、Dockerを使用してGitLabコンテナを作成する手順を示します。

  1. Dockerをインストールします。Dockerの公式ドキュメントを参照して、対応するオペレーティングシステムに合わせたインストール手順を実行します。

  2. ターミナルまたはコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行してGitLabコンテナを作成します。

docker run --detach \
  --hostname gitlab.example.com \
  --publish 443:443 --publish 80:80 --publish 22:22 \
  --name gitlab \
  --restart always \
  --volume /srv/gitlab/config:/etc/gitlab \
  --volume /srv/gitlab/logs:/var/log/gitlab \
  --volume /srv/gitlab/data:/var/opt/gitlab \
  gitlab/gitlab-ce:latest

上記のコマンドでは、gitlab.example.comをホスト名としてGitLabコンテナを作成し、ポート443(HTTPS)、ポート80(HTTP)、ポート22(SSH)を公開しています。また、コンテナ内のデータをホストマシンのディレクトリにマウントするために、/srv/gitlab/config/srv/gitlab/logs/srv/gitlab/dataの各ディレクトリを指定しています。

  1. コンテナの作成が完了したら、以下のコマンドを使用してコンテナに入ります。
docker exec -it gitlab /bin/bash
  1. コンテナ内で以下のコマンドを実行して、GitLabの初期設定を行います。
gitlab-ctl reconfigure

初期設定が正常に完了すると、GitLabのウェブインターフェースにアクセスできるようになります。

デフォルトのパスワードとユーザー名は以下の通りです。

  • ユーザー名: root
  • パスワード: 5iveL!fe

初回ログイン時には、上記のユーザー名とパスワードを使用してログインし、セキュリティのために新しいパスワードを設定することをおすすめします。

以上が、GitLabコンテナの作成と初期設定の手順です。この方法を使用することで、簡単にGitLabをセットアップし、開発プロジェクトを管理することができます。