- カスタム設定名の使用: ESLintでは、デフォルトの設定プリセット(例: "eslint:recommended")以外にも、プロジェクトに合わせたカスタム設定を作成することができます。カスタム設定を使用するには、ESLintの設定ファイル(通常は.eslintrc.jsや.eslintrc.json)で、"extends" プロパティにカスタム設定名を指定します。例えば、以下のように指定します:
module.exports = {
extends: "my-custom-config",
// その他の設定オプション
};
- 配列の渡し方: ESLintの設定では、配列を使用して複数の設定を組み合わせることができます。例えば、デフォルトの設定プリセットとカスタム設定を組み合わせる場合、"extends" プロパティに配列を使用します。以下はその例です:
module.exports = {
extends: ["eslint:recommended", "my-custom-config"],
// その他の設定オプション
};
- コード例: 以下に、カスタム設定名の作成と配列の渡し方を含むESLintの設定ファイルの例を示します:
module.exports = {
extends: ["eslint:recommended", "my-custom-config"],
rules: {
// プロジェクト固有のルールや設定を追加
},
env: {
// プロジェクトの環境(ブラウザ、Node.jsなど)を指定
},
globals: {
// グローバル変数を設定
},
// その他の設定オプション
};
上記の例では、"eslint:recommended"というデフォルトの設定プリセットと、"my-custom-config"というカスタム設定を組み合わせて利用しています。また、プロジェクト固有のルールや環境、グローバル変数なども設定することができます。
以上が、ESLintのカスタム設定名と配列の渡し方に関する説明とコード例です。これらの方法を使って、ESLintをより柔軟に設定し、プロジェクトのコード品質を向上させることができます。