- システムコールを使用する方法: MIPSでは、システムコールを使用して文字列を入力することができます。例えば、システムコール番号8を使用して文字列を入力することができます。以下にコード例を示します。
.data
input_buffer: .space 100 # 100バイトの入力バッファ
.text
main:
li $v0, 8 # システムコール番号8は文字列の入力
la $a0, input_buffer # 入力バッファのアドレスを指定
li $a1, 100 # 最大入力長を指定
syscall
# 入力された文字列の処理
# ...
# ここから先にコードを追加していきます
この方法では、システムコールを使用して文字列を入力し、input_buffer
に格納します。その後、入力された文字列を処理するためのコードを追加できます。
- プロンプトを表示して文字列を入力する方法: 別の方法として、プロンプトを表示してユーザーに文字列を入力してもらうこともできます。以下にコード例を示します。
.data
input_buffer: .space 100 # 100バイトの入力バッファ
prompt: .asciiz "文字列を入力してください: "
.text
main:
li $v0, 4 # システムコール番号4は文字列の表示
la $a0, prompt # プロンプトのアドレスを指定
syscall
li $v0, 8 # システムコール番号8は文字列の入力
la $a0, input_buffer # 入力バッファのアドレスを指定
li $a1, 100 # 最大入力長を指定
syscall
# 入力された文字列の処理
# ...
# ここから先にコードを追加していきます
この方法では、まずプロンプトを表示してから、ユーザーに文字列を入力してもらいます。入力された文字列はinput_buffer
に格納され、それ以降のコードで処理できます。
これらはMIPSアセンブリ言語でユーザーから文字列を取得するための一般的な方法の一部です。他にも方法はありますが、ここでは代表的な方法をいくつか紹介しました。