動的な2次元配列の作成方法と使用例


  • 配列のサイズを指定して、2次元配列を作成します。このとき、必要な行数と列数を指定します。例えば、3行4列の2次元配列を作成する場合は、3行4列の行列を宣言します。

  • 配列の要素にアクセスするために、行と列のインデックスを使用します。一般的に、インデックスは0から始まります。例えば、2次元配列の2行3列目の要素にアクセスするには、配列名[1][2]のように指定します。

  • ループを使用して、2次元配列の要素にアクセスしたり、値を設定したりすることができます。例えば、全ての要素に順番にアクセスするために、2つの入れ子のループを使用します。外側のループは行を、内側のループは列を表します。

  • 以下に、一般的なプログラミング言語での動的な2次元配列の作成と使用の例を示します。

    Python:

    # 必要な行数と列数を指定して2次元配列を作成
    rows = 3
    cols = 4
    array = [[0 for j in range(cols)] for i in range(rows)]
    # 2次元配列の要素にアクセスして値を設定
    array[1][2] = 42
    # 2次元配列の要素に順番にアクセスして値を表示
    for row in array:
        for element in row:
            print(element)

    Java:

    // 必要な行数と列数を指定して2次元配列を作成
    int rows = 3;
    int cols = 4;
    int[][] array = new int[rows][cols];
    // 2次元配列の要素にアクセスして値を設定
    array[1][2] = 42;
    // 2次元配列の要素に順番にアクセスして値を表示
    for (int[] row : array) {
        for (int element : row) {
            System.out.println(element);
        }
    }

    上記のコード例は、PythonとJavaでの動的な2次元配列の作成と使用方法を示しています。プログラミング言語によって文法や表現方法は異なりますが、基本的な考え方は共通しています。必要な行数と列数を指定して2次元配列を作成し、要素にアクセスして値を設定・表示することができます。