ANSI仕様に基づくmain関数の正しい宣言方法

int main(int argc, char *argv[])

この宣言では、main関数は整数型(int)の戻り値を持ちます。また、引数として整数型のargcと文字型ポインタ(char *argv[])を受け取ります。

• argc: コマンドライン引数の数を表す整数型の変数です。プログラム実行時に与えられた引数の個数が格納されます。
• argv: コマンドライン引数の値を格納する文字型ポインタの配列です。各要素は文字列として解釈されます。

以下に、この宣言方法を使用したmain関数の簡単なコード例を示します。

#include <stdio.h>
int main(int argc, char *argv[]) {
    printf("引数の数: %d\n", argc);
    for (int i = 0; i < argc; i++) {
        printf("引数%d: %s\n", i, argv[i]);
    }
    return 0;
}

このコードは、プログラム実行時に与えられた引数の数と値を表示します。引数の数はargc変数に格納され、引数の値はargv配列に格納されます。この例では、引数の数と各引数の値を表示するだけですが、実際のプログラムでは引数を利用して様々な処理を行うことができます。

以上が、ANSI仕様に基づくmain関数の正しい宣言方法と簡単なコード例です。これを参考にして、自分のプログラムに適した宣言方法とコードを作成してください。