-
スクリプトの作成: 起動時に実行したいスクリプトを作成します。このスクリプトは、インスタンスが起動した後に自動的に実行されます。スクリプトには、インスタンスのセットアップ、アプリケーションの起動、設定の適用など、任意のタスクを含めることができます。スクリプトはシェルスクリプトやパワーシェルスクリプトなど、お好みの形式で作成できます。
-
スクリプトの配置: スクリプトをEC2インスタンスに配置します。最も一般的な方法は、EC2インスタンスにSSHやリモートデスクトップなどの方法で接続し、スクリプトをインスタンスにコピーすることです。または、スクリプトをAmazon S3にアップロードし、EC2インスタンスからダウンロードして実行することもできます。
-
スクリプトの実行設定: EC2インスタンスでスクリプトを実行するための設定を行います。以下の方法があります。
-
ユーザーデータ: EC2インスタンスの作成時にユーザーデータを指定することで、起動時にスクリプトを実行することができます。ユーザーデータは、EC2コンソールやAWS CLI、AWS SDKなどを使用して指定します。例えば、AWS CLIを使用して以下のように指定します。
aws ec2 run-instances --image-id ami-12345678 --instance-type t2.micro --user-data file://startup-script.sh
-
カスタムAMI: カスタムAMIを作成し、そのAMIからインスタンスを起動することで、スクリプトを実行できます。カスタムAMIには、スクリプトが既に含まれており、起動時に実行されるように設定されています。
-
CloudInit: CloudInitを使用してスクリプトを実行することもできます。CloudInitは、EC2インスタンスの起動時に設定を行うためのツールです。CloudInitの設定ファイルにスクリプトを指定し、インスタンス起動時に実行されるようにします。
-
以上の手順に従うことで、EC2インスタンスの起動時にスクリプトを実行することができます。これにより、自動化やセットアップの効率化など、さまざまな用途に活用することができます。