AWS VPCの概要と設定方法:コード例を交えた詳細な解説


VPCはAWSの特定のリージョンに存在します。各AWSリージョン内には、複数のアベイラビリティーゾーン(Availability Zone)があります。VPCは、1つ以上のアベイラビリティーゾーンにまたがることができます。アベイラビリティーゾーンは、物理的には異なるデータセンターを指し、障害が発生した場合でもアプリケーションの可用性を確保するために使用されます。

VPCはCIDRブロック(Classless Inter-Domain Routing)と呼ばれるIPアドレス範囲を持ちます。このCIDRブロック内で、サブネットを作成することができます。サブネットは、特定のアベイラビリティーゾーン内のリソースを配置するために使用されます。

VPCの設定は、AWSコンソール、AWS CLI(Command Line Interface)、またはAWS SDK(Software Development Kit)を使用して行うことができます。以下に、AWS CLIを使用してVPCを作成する例を示します。

aws ec2 create-vpc --cidr-block 10.0.0.0/16

このコマンドは、CIDRブロックが10.0.0.0/16であるVPCを作成します。VPCの作成後、サブネットやルートテーブルなどの追加の設定を行うことができます。

以上がAWS VPCの概要と設定方法の詳細な解説です。VPCを使用することで、セキュアで柔軟なネットワーク環境を構築できます。