クラシックリンクを使うと、VPC内のEC2インスタンスやRDSデータベースなどのリソースが、VPC外のEC2-ClassicインスタンスやElastic Load Balancerなどのクラシックネットワークリソースと直接通信できます。これにより、既存のクラシックネットワークリソースをVPC内に統合することができます。
クラシックリンクを設定するには、以下の手順を実行します。
- クラシックリンクを設定したいVPCに移動します。
- クラシックリンクを許可するためのセキュリティグループルールを作成します。
- VPC内のリソースにクラシックリンクを設定します。
以下は、AWS CLIを使用してクラシックリンクを設定する例です。
aws ec2 create-vpc-endpoint --vpc-endpoint-type Interface --vpc-id <VPC_ID> --service-name com.amazonaws.<region>.ec2.<region>.vpc-endpoint --subnet-ids <SUBNET_ID> --security-group-ids <SECURITY_GROUP_ID>
上記のコマンドでは、<VPC_ID>
にはクラシックリンクを設定するVPCのID、<SUBNET_ID>
にはVPC内のサブネットのID、<SECURITY_GROUP_ID>
にはクラシックリンクを許可するセキュリティグループのIDを指定します。
このようにしてクラシックリンクを設定することで、VPC内のリソースとクラシックネットワークリソースとの間で直接通信できるようになります。