VPCは、AWSクラウド内の仮想ネットワークを構築するためのサービスであり、複数のEC2インスタンスやその他のリソースを含むことができます。VPC内のリソースは、プライベートIPアドレスを使用して通信します。
通常、VPC内のEC2インスタンスは、自動的にプライベートIPアドレスが割り当てられます。このプライベートIPアドレスは、VPC内で一意であり、他のインスタンスとの通信に使用されます。
したがって、同じVPC内の2つのEC2インスタンスには、それぞれ異なるプライベートIPアドレスが割り当てられます。これにより、インスタンス間で一意の通信パスが確立され、正常に通信できるようになります。
以下は、AWS CLIを使用してEC2インスタンスにプライベートIPアドレスを割り当てる方法の例です。
aws ec2 create-network-interface --subnet-id subnet-12345678 --private-ip-address 10.0.0.10
上記のコマンドでは、指定したサブネットID(subnet-12345678)とプライベートIPアドレス(10.0.0.10)を持つネットワークインターフェースが作成されます。その後、このネットワークインターフェースをEC2インスタンスに関連付けることができます。
以上が、AWS VPC内のEC2インスタンスに1つのプライベートIPアドレスを割り当てる方法です。これにより、VPC内の異なるインスタンス間で個別の通信パスを確立することができます。