CIDRは、IPアドレスの範囲を指定するためにスラッシュ記法を使用します。例えば、192.168.0.0/24は、192.168.0.0から192.168.0.255までのIPアドレスの範囲を表します。VPCでは、CIDRブロックを指定してネットワークを作成します。
CIDRルーティングでは、VPC内のサブネットやルートテーブルにCIDRブロックが関連付けられます。ルートテーブルは、どのネットワークトラフィックがどの宛先にルーティングされるかを定義します。
以下に、CIDRルーティングを使用するAWS CLIのコード例を示します。
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VPCの作成とCIDRブロックの指定:
aws ec2 create-vpc --cidr-block 10.0.0.0/16
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サブネットの作成とCIDRブロックの指定:
aws ec2 create-subnet --vpc-id <vpc-id> --cidr-block 10.0.0.0/24
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ルートテーブルの作成とCIDRルーティングの設定:
aws ec2 create-route-table --vpc-id <vpc-id> aws ec2 create-route --route-table-id <route-table-id> --destination-cidr-block 0.0.0.0/0 --gateway-id <internet-gateway-id>
このようにして、CIDRルーティングを使用してVPC内のネットワークトラフィックを適切にルーティングすることができます。適切なCIDRブロックの設定とルートテーブルの構成により、VPC内のネットワークトラフィックの制御とセキュリティを実現することができます。
以上が、AWS VPCにおけるCIDRルーティングの概要とコード例です。