Ansibleにおけるad-hocコマンドの使い方と例


以下にad-hocコマンドの使い方と例を示します。

  1. 単一のホストにコマンドを実行する例:

    ansible <ホスト名> -m <モジュール名> -a "<引数>"

    例:

    ansible webserver -m shell -a "uptime"
  2. 複数のホストに対してコマンドを実行する例:

    ansible <ホストパターン> -m <モジュール名> -a "<引数>"

    例:

    ansible webservers -m shell -a "free -m"
  3. 特定のユーザでコマンドを実行する例:

    ansible <ホストパターン> -m <モジュール名> -a "<引数>" -u <ユーザ名>

    例:

    ansible webservers -m shell -a "reboot" -u admin
  4. sudo権限でコマンドを実行する例:

    ansible <ホストパターン> -m <モジュール名> -a "<引数>" --become

    例:

    ansible webservers -m shell -a "apt-get update" --become

ad-hocコマンドを使用すると、特定のタスクを素早く実行できますが、複雑なタスクや状態の管理にはPlaybookを使用することをお勧めします。