Rでモデルを評価する方法


  1. 混同行列(Confusion Matrix)の作成: モデルの分類の正確さを評価するために、混同行列を作成することができます。以下は、caretパッケージを使用して混同行列を作成する例です。

    library(caret)
    
    # モデルの予測結果と真の結果を用意する
    predicted <- c("cat", "dog", "cat", "cat", "dog")
    actual <- c("cat", "cat", "dog", "cat", "dog")
    
    # 混同行列を作成する
    confusionMatrix(predicted, actual)
  2. ROC曲線のプロット: モデルの分類能力を評価するために、ROC曲線をプロットすることができます。以下は、pROCパッケージを使用してROC曲線をプロットする例です。

    library(pROC)
    
    # モデルの予測確率と真の結果を用意する
    predicted_prob <- c(0.8, 0.6, 0.3, 0.9, 0.7)
    actual <- c(1, 0, 0, 1, 1)
    
    # ROC曲線をプロットする
    roc_curve <- roc(actual, predicted_prob)
    plot(roc_curve)
  3. クロスバリデーション(Cross-Validation)の実行: モデルの汎化性能を評価するために、クロスバリデーションを実行することができます。以下は、caretパッケージを使用してクロスバリデーションを実行する例です。

    library(caret)
    
    # データセットとモデルを用意する
    data <- iris
    model <- train(Species ~ ., data = data, method = "rf")
    
    # クロスバリデーションを実行する
    cv_results <- trainControl(method = "cv", number = 5)
    cv <- train(Species ~ ., data = data, method = "rf", trControl = cv_results)
    
    # 結果を表示する
    print(cv$results)

これらはRでモデルを評価するための一部の方法です。他にもさまざまな方法がありますが、これらの例は基本的な評価手法を示しています。お好みや評価したい特定のモデルに応じて、適切な方法を選択できます。