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論理演算子: Rでは、垂直バーは論理演算子の一つとして使用されます。例えば、以下のようなコードで使用されます。
a <- TRUE b <- FALSE c <- a | b
この場合、
c
の値はTRUE
となります。垂直バーは「または」を意味し、a
またはb
のいずれかがTRUE
であれば、結果はTRUE
となります。 -
ビット演算子: 垂直バーはビット演算子の一部としても使用されます。例えば、以下のようなコードで使用されます。
a <- 5 b <- 3 c <- a | b
この場合、
c
の値は7
となります。垂直バーはビットごとの論理和を計算し、それぞれのビット位置で少なくとも一つのオペランドが1
であれば、結果のビットも1
となります。 -
データフレームの列選択: Rのデータフレームでは、垂直バーを使用して複数の列を選択することができます。例えば、以下のようなコードで使用されます。
df <- data.frame(x = 1:5, y = 6:10, z = 11:15) selected_cols <- df[, c("x" | "z")]
この場合、
selected_cols
にはdf
のx
列とz
列が含まれます。垂直バーを使用して複数の列名を組み合わせることで、必要な列を選択することができます。
以上が、R言語での垂直バー(|)の一般的な意味と使用方法の例です。詳細な情報や他の文脈での使用方法については、Rの公式ドキュメントや参考書を参照してください。