.htaccessを使用してPHPバージョンを変更する方法


以下に、.htaccessを使用してPHPバージョンを変更する方法のいくつかの例を示します。

  1. 特定のディレクトリにPHPバージョンを設定する例:

    <IfModule mod_suphp.c>
    AddType application/x-httpd-php56 .php
    </IfModule>

    この例では、mod_suphpモジュールが有効になっている場合に、.phpファイルをPHP 5.6で処理するように指定しています。必要に応じて、PHPバージョンを変更することができます。この設定は、対象のディレクトリに配置された.htaccessファイル内に記述します。

  2. サイト全体でPHPバージョンを設定する例:

    <IfModule mod_php7.c>
    AddHandler application/x-httpd-php .php
    </IfModule>

    この例では、mod_php7モジュールが有効になっている場合に、.phpファイルをデフォルトのPHPバージョンで処理するように指定しています。同様に、必要なPHPバージョンに応じて設定を変更できます。

  3. PHP-FPMを使用してPHPバージョンを設定する例:

    <FilesMatch "\.php$">
    SetHandler "proxy:fcgi://localhost:9000"
    </FilesMatch>

    この例では、PHP-FPMを使用してPHPバージョンを制御しています。指定したポート(上記の例では9000)と共にPHP-FPMが実行されている必要があります。

これらは一部の例ですが、.htaccessファイルを使用してPHPバージョンを変更する方法のいくつかを示しました。サーバーの環境や設定によって異なる場合があるため、実際の使用には注意が必要です。必要に応じて、ウェブホスティングプロバイダーやシステム管理者に相談してください。