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php.iniファイルの設定: phpMyAdminの最大アップロード容量は、PHPの設定によって制御されます。まず、php.iniファイルを編集する必要があります。以下の手順を実行してください。
- php.iniファイルを見つけて開きます。一般的な場所は、PHPのインストールディレクトリにあるはずです。
- ファイル内で、以下の設定を探します:
upload_max_filesize = 2M post_max_size = 8M
これらの値は、アップロードの最大容量を制御しています。必要に応じて、適切な値に変更します。例えば、"upload_max_filesize = 10M"のように設定すると、最大アップロード容量が10メガバイトになります。
- 変更を保存して、php.iniファイルを閉じます。
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phpMyAdminの設定の変更: phpMyAdmin自体も、アップロード容量の制限を持っています。以下の手順で設定を変更します。
- phpMyAdminのインストールディレクトリに移動します。
libraries/config.default.php
という名前のファイルを探します。- ファイルを開き、以下の行を見つけます:
$cfg['UploadDir'] = '';
この行の下に、以下の設定を追加します:
$cfg['MaxFileSize'] = 100000000;
この例では、最大ファイルサイズを100MBに設定しています。必要に応じて、適切な値に変更します。
- 変更を保存して、ファイルを閉じます。
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サーバーの設定の確認: アップロード容量の制限は、サーバーの設定によっても制御される場合があります。以下の手順で設定を確認します。
- サーバーの管理パネルにアクセスします。
- ファイルアップロードの制限に関連する設定を探します。一般的な設定は、"MaxFileSize"や"MaxRequestSize"です。これらの値を必要に応じて変更します。設定の場所や方法は、使用しているサーバーによって異なりますので、ホスティングプロバイダーやサーバーのドキュメントを参照してください。
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アップロードエラーの解決: もしアップロード中にエラーが発生した場合、以下のポイントを確認してください。
- アップロードするファイルのサイズが、制限値を超えていないか確認します。
- PHPのメモリ制限や実行時間制限が原因でアップロードが中断されている可能性があるので、これらの設定を確認します。
- エラーメッセージを確認し、具体的な原因を特定します。たとえば、「ファイルの種類が許可されていません」というエラーメッセージが表示される場合、phpMyAdminの設定ファイルで許可されているファイル拡張子を確認します。
以上が、phpMyAdminの最大アップロード容量の設定とエラーの解決方法の概要です。これにより、大容量のファイルをphpMyAdminに正常にアップロードできるようになるはずです。