Laravel Bladeでグローバル変数を定義する方法


  1. コンポーザーを使用する方法: Laravelでは、ビューコンポーザーを使用してビューに変数を渡すことができます。グローバル変数を定義するために、AppServiceProviderなどのサービスプロバイダを作成し、コンポーザーメソッド内で変数を設定します。

    まず、以下のコマンドを使用して新しいサービスプロバイダを作成します。

    php artisan make:provider GlobalVariableServiceProvider

    作成されたサービスプロバイダのregisterメソッド内で、以下のようにグローバル変数を定義します。

    <?php
    namespace App\Providers;
    use Illuminate\Support\ServiceProvider;
    use Illuminate\Support\Facades\View;
    class GlobalVariableServiceProvider extends ServiceProvider
    {
       public function register()
       {
           View::composer('*', function ($view) {
               $view->with('globalVariable', 'Global Value');
           });
       }
    }

    上記の例では、globalVariableという名前のグローバル変数にGlobal Valueという値を設定しています。'*'はすべてのビューでグローバル変数を使用できることを意味します。

    最後に、config/app.phpファイルのproviders配列にサービスプロバイダを追加します。

    'providers' => [
       // ...
       App\Providers\GlobalVariableServiceProvider::class,
    ],

    これで、Laravel Bladeテンプレート内で$globalVariable変数を使用することができます。

  2. ビューシェアを使用する方法: もう1つの方法は、ビューシェアを使用してグローバル変数を定義する方法です。ビューシェアを使用すると、特定のビューファイルでのみ変数を共有することができます。

    以下のように、AppServiceProviderbootメソッド内でビューシェアを定義します。

    <?php
    namespace App\Providers;
    use Illuminate\Support\ServiceProvider;
    use Illuminate\Support\Facades\View;
    class AppServiceProvider extends ServiceProvider
    {
       public function boot()
       {
           View::share('globalVariable', 'Global Value');
       }
    }

    上記の例では、globalVariableという名前のグローバル変数にGlobal Valueという値を設定しています。

    config/app.phpファイルのproviders配列にAppServiceProviderを追加することを忘れないでください。

    'providers' => [
       // ...
       App\Providers\AppServiceProvider::class,
    ],

    これで、ビューファイル内で$globalVariable変数を使用することができます。

以上がLaravel Bladeでグローバル変数を定義する方法です。いずれの方法も、テンプレートのどの場所からでも変数にアクセスすることができます。