.gitignore ファイルの使い方


.gitignore ファイルは、Git リポジトリで管理されるファイルやディレクトリを無視するために使用されます。このファイルを適切に設定することで、不要なファイルや機密情報がリポジトリに追加されるのを防ぐことができます。

以下に、.gitignore ファイルの使い方といくつかのコード例を紹介します。

  1. 特定のファイルを無視する場合:

    file.txt
  2. 特定のディレクトリを無視する場合:

    /path/to/directory/
  3. ワイルドカードを使用して複数のファイルやディレクトリを無視する場合:

    *.log
    temp/
  4. 特定の拡張子を持つファイルを無視する場合:

    *.csv
  5. パターンを使用して複雑な無視ルールを指定する場合:

    # ignore all files in the "logs" directory
    logs/
    
    # ignore all files with "temp" in their name
    *temp*
    
    # ignore files in a specific directory, but not its subdirectories
    /path/to/directory/*
    !/path/to/directory/subdirectory/

注意点:

  • ルートディレクトリの .gitignore ファイルは、そのリポジトリ内のすべてのサブディレクトリに適用されます。
  • ファイルパスは相対パスまたは絶対パスで指定できます。
  • パターンの前に「/」を付けると、ルートディレクトリからの相対パスとして解釈されます。
  • パターンの前に「!」を付けると、そのルールを除外し、無視されたファイルやディレクトリをリポジトリに含めることができます。

これらの例は一般的なケースをカバーしていますが、さまざまなシナリオに応じて .gitignore ファイルを調整することができます。適切な .gitignore ファイルを設定することで、コードリポジトリを整理し、管理するのに役立ちます。