SQLでの算術式の使用方法


  1. 四則演算: SQLでは、加算(+)、減算(-)、乗算(*)、除算(/)などの基本的な算術演算子を使用して四則演算を行うことができます。たとえば、以下のクエリは、"products"テーブル内の個別の商品の価格と数量を掛け合わせた結果を計算します。
SELECT product_name, price * quantity AS total_price
FROM products;
  1. 数値の変換: SQLでは、数値データ型の値を別のデータ型に変換することもできます。たとえば、以下のクエリは、"orders"テーブル内の価格(数値)をドル(テキスト)の形式で表示します。
SELECT order_id, CONCAT('$', CAST(price AS VARCHAR)) AS price_in_dollars
FROM orders;
  1. 数値の丸め: SQLでは、数値を丸めるための関数も提供されています。たとえば、以下のクエリは、"sales"テーブル内の売上金額を小数点以下2桁に丸めた結果を計算します。
SELECT sale_id, ROUND(amount, 2) AS rounded_amount
FROM sales;
  1. NULL値の扱い: SQLでは、NULL値を含む算術式の結果も適切に処理することができます。たとえば、以下のクエリは、"orders"テーブル内の価格と数量の積を計算しますが、どちらかの値がNULLの場合でもエラーが発生しません。
SELECT order_id, COALESCE(price * quantity, 0) AS total_price
FROM orders;

以上が、SQLで算術式を使用する方法とコード例の一部です。さまざまなデータベースシステムでは、サポートされている関数や演算子に違いがある場合がありますので、詳細な文法や機能については、使用しているデータベースのドキュメントを参照してください。