Expressのインストール方法と基本的な使用法


  1. Node.jsのインストール: まず、Node.jsをインストールする必要があります。Node.jsはJavaScriptランタイム環境であり、Expressを実行するために必要です。Node.jsの公式ウェブサイト(https://nodejs.org/)から最新の安定版をダウンロードしてインストールしてください

  2. プロジェクトのセットアップ: Expressを使用するためには、新しいディレクトリを作成し、そのディレクトリ内で以下のコマンドを実行します。

$ mkdir my-express-app
$ cd my-express-app
$ npm init -y

これにより、新しいプロジェクトディレクトリが作成され、package.jsonファイルが初期化されます。

  1. Expressのインストール: my-express-appディレクトリ内で以下のコマンドを実行して、Expressをインストールします。
$ npm install express

これにより、Expressとその依存関係がnode_modulesディレクトリにインストールされます。

  1. サンプルアプリケーションの作成: my-express-appディレクトリ内にapp.jsという名前の新しいファイルを作成し、次のコードを追加します。
const express = require('express');
const app = express();
app.get('/', (req, res) => {
  res.send('Hello, Express!');
});
app.listen(3000, () => {
  console.log('Server started on port 3000');
});

このコードは、ルートURLにアクセスしたときに「Hello, Express!」というテキストを返す非常に基本的なExpressアプリケーションを作成します。

  1. アプリケーションの実行: my-express-appディレクトリ内で以下のコマンドを実行して、作成したExpressアプリケーションを起動します。
$ node app.js

これにより、Expressサーバーがポート3000で起動します。ブラウザでhttp://localhost:3000にアクセスすると、「Hello, Express!」と表示されます。

これでExpressのインストールと基本的な使用法を学ぶことができました。さまざまなルーティング、ミドルウェアの使用、データベースとの連携など、さらに高度な機能を学ぶことができます。Expressの公式ドキュメント(https://expressjs.com/)も参考にしてください