Pythonエラー発生時に自動的にデバッガーを起動する方法


  1. try-except文を使用する方法:

    import pdb
    try:
    # ここにコードを記述します
    except:
    pdb.post_mortem()

    この方法では、tryブロック内でエラーが発生すると、自動的にpdb.post_mortem()関数が呼び出され、デバッガーが起動します。

  2. sysモジュールを使用する方法:

    import sys
    import pdb
    def excepthook(type, value, traceback):
    pdb.post_mortem(traceback)
    sys.excepthook = excepthook
    # ここにコードを記述します

    この方法では、sysモジュールのexcepthook属性に自作の関数を設定することで、エラーが発生すると自動的にデバッガーが起動します。

  3. IPythonを使用する方法: IPythonを使用する場合は、以下のようなコードを実行します。

    import IPython
    def custom_except_hook(etype, value, tb):
    IPython.embed()
    sys.excepthook = custom_except_hook
    # ここにコードを記述します

    この方法では、sysモジュールのexcepthook属性に自作の関数を設定し、IPython.embed()関数を呼び出すことで、エラーが発生するとIPythonの対話型シェルが起動します。

これらの方法を使用すると、Pythonコードのデバッグがより容易になります。エラーが発生した場合に自動的にデバッガーが起動するため、問題の解析や修正がスムーズに行えます。