- プロジェクトのルートディレクトリで、マイグレーションスクリプトを生成します。
alembic init migrations
-
生成された
migrations
ディレクトリに移動し、データベース接続情報を含むalembic.ini
ファイルを編集します。 -
テーブルのカラム名を変更するためのマイグレーションスクリプトを作成します。以下は例です。
from alembic import op
import sqlalchemy as sa
def upgrade():
op.alter_column('table_name', 'old_column_name', new_column_name=sa.Column('new_column_name', sa.String))
def downgrade():
op.alter_column('table_name', 'new_column_name', new_column_name=sa.Column('old_column_name', sa.String))
上記の例では、table_name
は対象のテーブル名、old_column_name
は変更前のカラム名、new_column_name
は変更後のカラム名です。
- マイグレーションスクリプトを適用します。
alembic upgrade head
これにより、指定したカラム名の変更がデータベースに適用されます。
この方法以外にも、SQLAlchemyのスキーマ定義を直接変更する方法や、別のマイグレーションツールを使用する方法などもありますが、Alembicは一般的に使用されるツールです。
以上が、Alembicを使用してデータベースのカラム名を変更する方法の解説です。ご参考になれば幸いです。