ハイパースレッディングをオンにすると、プロセッサがより効率的にタスクを処理できるようになりますが、一部のアプリケーションではパフォーマンスの低下を引き起こすことがあります。そのため、特定の状況ではハイパースレッディングをオフにすることが推奨される場合もあります。
以下に、ハイパースレッディングをオン・オフする方法を示します。
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ターミナルを開きます。
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ハイパースレッディングをオンにする場合:
echo "1" | sudo tee /sys/devices/system/cpu/cpu*/online
上記のコマンドを実行すると、すべてのCPUコアでハイパースレッディングが有効になります。
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ハイパースレッディングをオフにする場合:
echo "0" | sudo tee /sys/devices/system/cpu/cpu*/online
上記のコマンドを実行すると、すべてのCPUコアでハイパースレッディングが無効になります。
ハイパースレッディングの状態を確認するには、以下のコマンドを実行します:
lscpu | grep "Thread(s) per core"
出力に「2」が表示される場合、ハイパースレッディングが有効です。
以上がUbuntuでのハイパースレッディングのオン・オフ方法です。ハイパースレッディングの設定は、特定の使用状況に応じて変更することができます。詳細な設定や制御が必要な場合は、公式のドキュメントやハードウェアの仕様を参照してください。