-
Android SDKのインストール:まず、Android SDKをインストールする必要があります。Android SDKにはADBが含まれています。Android Studioをダウンロードしてインストールすると、自動的にAndroid SDKもインストールされます。Android Studioは、Android開発に役立つ多くのツールやリソースも提供しています。
-
PATHの設定:ADBをグローバルにアクセスするためには、ターミナルでadbコマンドを実行できるようにする必要があります。ターミナルで以下のコマンドを実行して、PATHにAndroid SDKのプラットフォームツールへのパスを追加します。
export PATH=$PATH:/path/to/android-sdk/platform-tools
上記の/path/to/android-sdk
は、Android SDKのインストール先のパスに置き換えてください。
- ターミナルでの確認:PATHが正しく設定されているかどうかを確認するために、新しいターミナルウィンドウを開き、以下のコマンドを実行します。
adb version
正しく設定されていれば、ADBのバージョン情報が表示されるはずです。
これでADBをグローバルにアクセスする準備が整いました。ADBを使用してAndroidデバイスとの通信を行うためのさまざまなコマンドとオプションがあります。以下にいくつかの例を示します。
- デバイスの一覧を表示する:
adb devices
- デバイスのスクリーンショットを撮る:
adb shell screencap /sdcard/screenshot.png
adb pull /sdcard/screenshot.png
- APKファイルをインストールする:
adb install path/to/your/app.apk
- ログキャットからログを表示する:
adb logcat
上記は一部の例です。詳細なコマンドやオプションについては、ADBの公式ドキュメントやオンラインのリソースを参照してください。
以上が、MacでADBをグローバルにアクセスする方法といくつかの利用例です。ADBはAndroid開発やデバッグにおいて非常に便利なツールであり、さまざまなタスクを効率的に実行するのに役立ちます。