- CentOS 7にVNCサーバーをインストールします。VNCサーバーは、リモートデスクトップ接続を受け入れるためのサーバーソフトウェアです。
sudo yum install tigervnc-server
- VNCサーバーの設定ファイルを編集します。設定ファイルは、VNCサーバーの動作やセキュリティ設定を管理するためのものです。
sudo vi /etc/systemd/system/[email protected]
設定ファイル内の<USER>
をVNC接続に使用するユーザー名に置き換えます。
- VNCサーバーに接続するためのパスワードを設定します。
sudo vncpasswd <USER>
- VNCサーバーを起動します。
sudo systemctl start vncserver@:1
- ファイアウォールの設定を変更して、VNC接続を許可します。
sudo firewall-cmd --permanent --add-port=5901/tcp
sudo firewall-cmd --reload
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リモートデスクトップクライアント(VNCクライアント)を使用して、CentOS 7に接続します。VNCクライアントは、WindowsやmacOSなど、さまざまなオペレーティングシステムで利用できます。
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VNCクライアントでCentOS 7に接続する際、ホスト名とポート番号を指定します。ポート番号は、VNCサーバーの設定ファイルで指定したものと一致させます(例:
ホスト名:ポート番号
)。
これで、CentOS 7にリモートデスクトップがインストールされ、別のコンピューターからGUIにアクセスすることができるようになります。リモートデスクトップを利用することで、CentOS 7の操作や管理がより便利になります。
この記事では、CentOS 7におけるリモートデスクトップの構築手順を簡潔に紹介しました。より詳細な情報やより高度な設定については、公式ドキュメントや関連するオンラインリソースを参照することをおすすめします。