- iptablesを使用する方法:
iptablesはCentOS 8でデフォルトのファイアウォール管理ツールです。以下の手順でポートを許可できます。
まず、特定のポート(例えばポート8080)を許可する場合、以下のコマンドを実行します。
sudo iptables -A INPUT -p tcp --dport 8080 -j ACCEPT
sudo service iptables save
sudo service iptables restart
これにより、ポート8080への入力トラフィックが許可されます。
- firewalldを使用する方法:
CentOS 8では、firewalldがデフォルトのファイアウォール管理ツールとして利用できます。以下の手順でポートを許可できます。
まず、特定のポート(例えばポート8080)を許可する場合、以下のコマンドを実行します。
sudo firewall-cmd --zone=public --add-port=8080/tcp --permanent
sudo firewall-cmd --reload
これにより、ポート8080へのアクセスが許可されます。
- SELinuxを使用する方法:
SELinuxが有効になっている場合、ポートを許可するには以下の手順を実行します。
まず、特定のポート(例えばポート8080)を許可するためのポリシーモジュールを作成します。
sudo vi myport.te
次に、以下の内容を追加します。
module myport 1.0;
require {
type unreserved_port_t;
class tcp_socket name_bind;
}
allow unreserved_port_t self:tcp_socket name_bind;
保存して閉じます。
次に、ポリシーモジュールをコンパイルし、適用します。
sudo checkmodule -M -m -o myport.mod myport.te
sudo semodule_package -o myport.pp -m myport.mod
sudo semodule -i myport.pp
これにより、ポート8080へのアクセスが許可されます。
以上がCentOS 8でポートを許可するためのいくつかの方法です。適切な方法を選択し、環境に応じて設定してください。