AWS S3のワイルドカードを使用したリストコマンドの使い方と例


aws s3 lsコマンドは、指定されたS3バケット内のオブジェクトのリストを表示します。ワイルドカードを使用すると、特定の条件に一致するオブジェクトのみを表示することができます。以下に、ワイルドカードの使用例をいくつか示します。

  1. 特定のプレフィックスを持つオブジェクトの一覧を表示する場合:

    aws s3 ls s3://my-bucket/path/to/files/*

    上記の例では、s3://my-bucket/path/to/files/プレフィックスにマッチするすべてのオブジェクトが表示されます。

  2. 特定の拡張子を持つオブジェクトの一覧を表示する場合:

    aws s3 ls s3://my-bucket/path/to/files/*.txt

    上記の例では、s3://my-bucket/path/to/files/プレフィックスにマッチし、拡張子が.txtであるすべてのオブジェクトが表示されます。

  3. 日付範囲内のオブジェクトの一覧を表示する場合:

    aws s3 ls s3://my-bucket/path/to/files/ --recursive --human-readable --summarize --include "2023-01-01-*"

    上記の例では、s3://my-bucket/path/to/files/プレフィックスにマッチし、日付が「2023-01-01-」で始まるすべてのオブジェクトが表示されます。

ワイルドカードを使用することで、特定の条件に一致するオブジェクトを効率的に取得できます。AWS S3およびAWS CLIの公式ドキュメントには、さらなる詳細な情報やオプションが記載されていますので、参照してください。