以下に、ワイルドカードの使用方法といくつかの例を示します。
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- (アスタリスク): 任意の文字列に一致します。例えば、
*.txt
は、拡張子が「.txt」で終わるすべてのファイルに一致します。
- (アスタリスク): 任意の文字列に一致します。例えば、
-
? (クエスチョンマーク): 任意の1文字に一致します。例えば、
file?.txt
は、「file1.txt」や「fileA.txt」といったファイルに一致しますが、「file12.txt」には一致しません。 -
[] (ブラケット): 指定した文字のいずれか1文字に一致します。例えば、
file[123].txt
は、「file1.txt」、「file2.txt」、「file3.txt」といったファイルに一致しますが、「file4.txt」には一致しません。 -
{} (カーリーブラケット): 指定した文字列のいずれかに一致します。例えば、
{apple,banana,orange}.txt
は、「apple.txt」、「banana.txt」、「orange.txt」といったファイルに一致します。
これらのワイルドカードは、コマンドラインで使用することができます。例えば、次のようなコマンドを実行することができます。
ls *.txt # 拡張子が「.txt」で終わるすべてのファイルを表示する
rm file?.txt # 「file1.txt」や「fileA.txt」といったファイルを削除する
cp file[123].txt destination/ # 「file1.txt」、「file2.txt」、「file3.txt」といったファイルを指定したディレクトリにコピーする
ワイルドカードを使用することで、複数のファイルやディレクトリを一度に操作することができます。また、ワイルドカードを組み合わせることも可能です。
このように、ワイルドカードを活用することで、効率的なファイル操作が可能となります。