ROT13暗号: 文字列を簡単に暗号化する方法


  1. ROT13暗号化の手順:

    • 文字列を1文字ずつ処理します。
    • 文字がアルファベットの大文字または小文字かどうかを確認します。
    • 文字が大文字の場合、ASCIIコードで65(A)から90(Z)までの範囲に含まれるかを確認します。
    • 文字が小文字の場合、ASCIIコードで97(a)から122(z)までの範囲に含まれるかを確認します。
    • 文字を13文字ずらし、範囲を超えた場合は巻き戻します。
    • 処理された文字を結果の文字列に追加します。
  2. ROT13暗号化のコード例(Python):

def rot13_encrypt(text):
    result = ''
    for char in text:
        if char.isalpha():
            if char.isupper():
                ascii_base = ord('A')
            else:
                ascii_base = ord('a')
            encrypted_char = chr((ord(char) - ascii_base + 13) % 26 + ascii_base)
            result += encrypted_char
        else:
            result += char
    return result
# 使用例
plaintext = 'Hello, World!'
ciphertext = rot13_encrypt(plaintext)
print(ciphertext)  # Uryyb, Jbeyq!

上記のコード例では、rot13_encrypt関数を定義し、与えられた文字列をROT13で暗号化しています。isalpha()関数を使用して文字がアルファベットかどうかを確認し、isupper()関数を使用して文字が大文字かどうかを判定しています。

このように、ROT13暗号を使用すると、簡単に文字列を暗号化することができます。