- C++コンパイラのインストール: UbuntuにはデフォルトでGCC(GNU Compiler Collection)がインストールされています。GCCはC++コンパイラとしても機能します。ターミナルを開き、以下のコマンドを実行してGCCがインストールされているか確認します。
$ g++ --version
インストールされていない場合は、以下のコマンドを実行してGCCをインストールします。
$ sudo apt update
$ sudo apt install build-essential
- C++プログラムの作成: お好きなテキストエディタを使用してC++プログラムを作成します。例えば、次のような"hello.cpp"という名前のファイルを作成します。
#include <iostream>
int main() {
std::cout << "Hello, World!" << std::endl;
return 0;
}
- プログラムのコンパイル: 作成したC++プログラムをコンパイルして実行可能なバイナリファイルを生成します。以下のコマンドを実行します。
$ g++ hello.cpp -o hello
"-o"オプションは、生成される実行可能ファイルの名前を指定します。上記の例では"hello"という名前になります。
- プログラムの実行: コンパイルが成功すると、実行可能なバイナリファイルが生成されます。以下のコマンドを実行してプログラムを実行します。
$ ./hello
ターミナルには"Hello, World!"と表示されるはずです。
これらの手順に従ってC++を実行することができます。さらに高度なC++のプロジェクトを作成する場合は、ビルドシステムや統合開発環境(IDE)を使用することも検討してください。