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ドライブを物理的にインストールします。ホットスペアとして使用するドライブは、既存のRAIDアレイと同じタイプ(SATA、SASなど)である必要があります。
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ドライブが正しく検出されていることを確認します。次のコマンドを使用して、新しいドライブがシステムに表示されているかどうかを確認します。
sudo fdisk -l
ドライブがリストに表示されている場合、正しく検出されています。
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ホットスペアとして使用するドライブを指定のRAIDアレイに追加します。以下のコマンドを使用して、ホットスペアとしてドライブを追加します。
/dev/sdX
は実際のドライブのデバイス名に置き換えてください。sudo mdadm /dev/mdX --add /dev/sdX
/dev/mdX
は対象のRAIDアレイのデバイス名です。このコマンドを実行すると、ドライブがホットスペアとしてアレイに追加されます。 -
ホットスペアの状態を確認します。以下のコマンドを使用して、ホットスペアの状態を確認します。
sudo mdadm --detail /dev/mdX
/dev/mdX
は対象のRAIDアレイのデバイス名です。このコマンドを実行すると、ホットスペアの状態やアクティブなドライブとの関連情報が表示されます。
これで、ドライブをLinuxシステムのホットスペアとして正しく設定することができます。システムに障害が発生した場合、ホットスペアドライブは自動的にアクティブなドライブと置き換えられます。