UNIXの「cut」コマンドの使用法と例


  1. フィールドの抽出: 「cut」コマンドを使用して、テキストファイルから特定のフィールドを抽出する方法を学びましょう。以下の例は、スペースで区切られた2番目のフィールドを抽出する方法を示しています。
cut -d ' ' -f 2 ファイル名

上記のコマンドでは、-dオプションでフィールドの区切り文字を指定し、-fオプションで抽出するフィールド番号を指定します。

  1. 文字列の抽出: 「cut」コマンドを使用して、テキストファイルから特定の文字列を抽出する方法もあります。以下の例は、5文字目から10文字目までの文字列を抽出する方法を示しています。
cut -c 5-10 ファイル名

上記のコマンドでは、-cオプションで抽出する文字列の範囲を指定します。

  1. 複数のフィールドや文字列の抽出: 「cut」コマンドを使用して複数のフィールドや文字列を同時に抽出することも可能です。以下の例は、スペースで区切られた2番目と3番目のフィールドを抽出する方法を示しています。
cut -d ' ' -f 2,3 ファイル名

上記のコマンドでは、-fオプションで複数のフィールド番号をカンマで区切って指定します。

これらは一部の基本的な使用例ですが、UNIXの「cut」コマンドにはさまざまなオプションや機能があります。詳細な情報や他の使用例については、man cutコマンドを実行してマニュアルページを参照してください。