- C++の場合:
C++では、std::string
クラスにはtrim
メソッドが用意されていませんが、独自のトリム関数を作成することができます。以下は、簡単なトリム関数の例です。
#include <algorithm>
#include <cctype>
#include <string>
// 文字列の先頭と末尾から空白を削除する関数
std::string trim(const std::string& str) {
std::string result = str;
// 先頭の空白を削除
result.erase(result.begin(), std::find_if(result.begin(), result.end(), [](int ch) {
return !std::isspace(ch);
}));
// 末尾の空白を削除
result.erase(std::find_if(result.rbegin(), result.rend(), [](int ch) {
return !std::isspace(ch);
}).base(), result.end());
return result;
}
この関数を使用すると、以下のように文字列をトリムすることができます。
std::string str = " Hello, World! ";
std::string trimmedStr = trim(str);
- Pythonの場合:
Pythonでは、文字列のトリムにはstrip
メソッドを使用することができます。以下は、strip
メソッドの使用例です。
str = " Hello, World! "
trimmedStr = str.strip()
strip
メソッドは、先頭と末尾から空白を削除します。また、引数として指定した文字も削除することができます。例えば、以下のように指定すると、先頭と末尾から!
を削除します。
str = "!!Hello, World!!!"
trimmedStr = str.strip("!")
以上が文字列のトリム方法とコード例の紹介です。この方法を使えば、余分な空白や特定の文字を効果的に削除することができます。