Passportのインストール手順:
- Node.jsプロジェクトのルートディレクトリで、ターミナルを開きます。
- 次のコマンドを実行して、Passportをインストールします:
npm install passport
Passportの基本的な使い方:
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Node.jsアプリケーションのエントリーファイル(通常は
app.js
またはserver.js
)で、以下のようにPassportを初期化します:const passport = require('passport'); const app = express(); app.use(passport.initialize());
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認証戦略(Strategy)の設定: Passportは、複数の認証戦略をサポートしています。例えば、ローカル戦略、OAuth戦略、OpenID戦略などがあります。以下は、ローカル戦略の例です:
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ルートハンドラーでの認証の使用: Passportを使用して、ルートハンドラーで認証を要求することができます。例えば、以下のように
/profile
ルートにアクセスするために認証が必要な場合:app.get('/profile', passport.authenticate('local'), function(req, res) { // プロフィールページの表示などの処理 });
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ユーザーシリアライズとデシリアライズ: Passportは、ユーザーオブジェクトのシリアライズとデシリアライズをサポートしています。これにより、セッションの作成や永続化が容易になります。以下は、シリアライズとデシリアライズの例です:
passport.serializeUser(function(user, done) { done(null, user.id); }); passport.deserializeUser(function(id, done) { // idを使用してユーザーオブジェクトを取得する処理 });
これらはPassportの基本的な使い方の一部です。Passportにはさまざまな拡張機能やカスタマイズオプションがありますので、公式ドキュメントを参照することをおすすめします。