以下に、Herokuで2つのワーカーを使用する方法を説明します。
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Herokuアプリのスケーリングオプションを設定する
- Herokuダッシュボードにログインし、アプリケーションを選択します。
- "Resources"(リソース)タブに移動し、"Dynos"(ダイノ)セクションを見つけます。
- "Web"(ウェブ)ダイノの数を1に設定します。これにより、Webリクエストの処理に使用されるダイノが1つになります。
- "Worker"(ワーカー)ダイノの数を2に設定します。これにより、ワーカープロセスの数が2つになります。
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ワーカープロセスの実装
- ワーカープロセスは、非同期タスクやバックグラウンドジョブの処理に使用されます。
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アプリケーションのコード内に、ワーカープロセスを起動するための必要なコードを追加します。以下に例を示します。
import os from multiprocessing import Process def worker_process(): # ワーカープロセスの処理 # ここに非同期タスクやバックグラウンドジョブのコードを追加します if __name__ == '__main__': # ワーカープロセスを2つ起動する for _ in range(2): p = Process(target=worker_process) p.start()
上記の例では、Pythonでのワーカープロセスの実装方法を示しています。他のプログラミング言語でも同様のアプローチを取ることができます。
これで、Herokuアプリは2つのワーカープロセスを使用して処理能力をスケーリングするように設定されました。ワーカープロセスはバックグラウンドで非同期に実行され、アプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。