- マイグレーションの作成: まず、Entity Frameworkのマイグレーション機能を使用して、データベースの変更を追跡するための初期マイグレーションを作成します。以下のコマンドを使用します。
dotnet ef migrations add InitialMigration
このコマンドを実行すると、Entity Frameworkは現在のデータベーススキーマとモデルの差分を検出し、初期マイグレーションを作成します。
- マイグレーションの適用: 作成したマイグレーションをデータベースに適用するには、以下のコマンドを使用します。
dotnet ef database update
このコマンドにより、データベースは最新のマイグレーションに更新されます。
- マイグレーションの追加: データベーススキーマに変更が加わった場合、新たなマイグレーションを追加する必要があります。以下のコマンドを使用して、新しいマイグレーションを作成します。
dotnet ef migrations add NewMigration
このコマンドにより、新たなマイグレーションが作成されます。
- マイグレーションのロールバック: 誤って適用したマイグレーションを元に戻す場合、以下のコマンドを使用します。
dotnet ef database update <PreviousMigration>
<PreviousMigration>
にはロールバックしたいマイグレーションの名前を指定します。
以上がEntity Frameworkを使用したデータベース移行の基本的な手順です。この方法を使用することで、データベーススキーマの変更を容易に管理できます。必要に応じて、マイグレーションの作成や適用、ロールバックを繰り返すことができます。