AWS Cognitoでカスタム属性をCLIを使用して設定する方法


  1. AWS CLIのインストール: まず、AWS CLIをインストールする必要があります。AWS CLIのインストール手順は公式ドキュメントに詳しく記載されています。

  2. ユーザープールの作成: AWS Cognitoコンソールでユーザープールを作成します。ユーザープールは、ユーザーの属性や認証方法を管理するためのコンテナです。

  3. カスタム属性の定義: ユーザープールでカスタム属性を定義します。例えば、"favoriteColor"というカスタム属性を作成する場合、以下のコマンドを使用します。

aws cognito-idp add-custom-attributes --user-pool-id <ユーザープールID> --custom-attributes Name=favoriteColor,AttributeDataType=String,Mutable=true
  1. カスタム属性の値の設定: カスタム属性の値を設定するには、ユーザーごとに以下のコマンドを使用します。
aws cognito-idp admin-update-user-attributes --user-pool-id <ユーザープールID> --username <ユーザー名> --user-attributes Name=favoriteColor,Value=<お気に入りの色>
  1. カスタム属性の利用: ユーザーのカスタム属性を利用するには、AWS SDKやAPIを使用します。例えば、AWS SDK for JavaScriptを使用してカスタム属性を取得する場合、以下のコードを参考にしてください。
var params = {
  AccessToken: 'ユーザーアクセストークン',
  AttributeName: 'favoriteColor'
};
cognitoidentityserviceprovider.getUserAttribute(params, function(err, data) {
  if (err) console.log(err, err.stack);
  else console.log(data);
});

以上の手順に従うことで、AWS Cognitoでカスタム属性をCLIを使用して設定することができます。