AWS Lambdaのイベント構成と設定方法


まず、AWS Lambda関数のイベントトリガーを設定する方法を見てみましょう。Lambda関数をトリガーするために、以下のようなイベントソースを選択できます。

  1. Amazon S3バケット: S3バケット内のオブジェクトが作成/更新/削除されたときにLambda関数をトリガーします。例えば、新しい画像ファイルがアップロードされた場合に画像のリサイズ処理を実行するなどです。

  2. Amazon DynamoDBテーブル: DynamoDBテーブル内のアイテムが作成/更新/削除されたときにLambda関数をトリガーします。例えば、新しい注文が追加された場合に通知を送るなどです。

  3. Amazon Kinesisストリーム: Kinesisストリームにデータが書き込まれたときにLambda関数をトリガーします。例えば、ストリームからのデータをリアルタイムで処理するなどです。

  4. Amazon Simple Notification Service (SNS): SNSトピックに新しいメッセージが発行されたときにLambda関数をトリガーします。例えば、重要なイベントの通知を受け取るなどです。

これらは一部の例であり、AWS Lambdaは他にも多くのイベントソースをサポートしています。

次に、AWS Management ConsoleやAWS CLIを使用してLambda関数のイベント構成を行う手順を説明します。

  1. AWS Management Consoleを開き、Lambda関数の画面に移動します。
  2. ラムダ関数を選択し、「トリガーの追加」ボタンをクリックします。
  3. イベントソースを選択し、必要な設定を行います。例えば、S3バケットを選択する場合は、バケット名とイベントタイプ(作成/更新/削除)を指定します。
  4. 必要なパラメーターを設定し、トリガーを有効にします。
  5. 必要に応じて、追加のトリガーを設定します。

AWS CLIを使用してイベント構成を行う場合は、次のようなコマンドを使用します。

aws lambda create-event-source-mapping --function-name <lambda-function-name> --event-source <event-source-arn> --starting-position <starting-position>

この投稿では、AWS Lambdaの基本的なイベント構成と設定方法を説明しました。さらに詳細な情報や他のイベントソースの設定方法については、AWSの公式ドキュメントを参照してください。