LaragonでPHPバージョンをアップデートする方法


  1. PHPの最新バージョンをダウンロード: PHPの公式ウェブサイトから最新の安定版をダウンロードします。ダウンロードページでは、Windows用のバイナリを選択します。ダウンロードしたファイルはZIP形式で提供されます。

  2. Laragonのインストール先を確認: Laragonのインストール先ディレクトリを確認します。通常は「C:\laragon」または「D:\laragon」などのパスにインストールされています。

  3. PHPのバイナリを展開: ダウンロードしたZIPファイルを適当な場所に展開します。展開後のフォルダ名は、バージョン番号を含んでいることが一般的です(例: php-7.4.15)。

  4. Laragonの設定を編集: Laragonのインストール先ディレクトリ内にある「laragon.ini」ファイルをテキストエディタで開きます。このファイルはLaragonの設定ファイルであり、PHPのバージョンを指定するためのオプションがあります。

  5. PHPバージョンの指定: 「laragon.ini」ファイル内の「phpVersion」オプションを編集します。このオプションの値を、展開したPHPのフォルダ名に合わせて変更します(例: phpVersion=php-7.4.15)。

  6. Laragonを再起動: Laragonを再起動すると、新しいPHPバージョンが有効になります。Laragonのトレイアイコンを右クリックし、「再起動」を選択してください。

これで、LaragonのPHPバージョンがアップデートされました。新しいバージョンを使用するには、Laragon内のプロジェクトを再起動する必要があるかもしれません。

なお、Laragonには複数のPHPバージョンをインストールして切り替えることもできます。上記の手順を繰り返し、異なるバージョンのPHPを追加することができます。また、LaragonはApacheやMySQLなどの他のコンポーネントも含んでおり、それらのバージョンも同様にアップデートできます。

以上が、LaragonでPHPバージョンをアップデートする方法です。これにより、最新のPHP機能やセキュリティパッチを利用できるようになります。