関数をパラメータとして渡すためには、以下の手順に従います。
- 関数を定義します。例えば、次のような関数を考えてみましょう。
def greet(name):
print("Hello, " + name + "!")
- 別の関数を定義し、関数をパラメータとして受け取ります。
def call_func(func, arg):
func(arg)
call_func
関数内で、渡された関数を実行します。
call_func(greet, "Alice")
上記のコードでは、greet
関数が call_func
関数に渡され、引数として名前 "Alice" が指定されています。call_func
関数内で greet
関数が実行され、"Hello, Alice!" という出力が表示されます。
このように、関数をパラメータとして他の関数に渡すことで、関数の再利用性や柔軟性を高めることができます。
さらに、関数をパラメータとして渡すことで、様々な応用が可能になります。例えば、以下のようなコード例を考えてみましょう。
def multiply_by_two(num):
return num * 2
def square(num):
return num 2
def process_numbers(numbers, func):
result = []
for num in numbers:
result.append(func(num))
return result
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
print(process_numbers(numbers, multiply_by_two))
print(process_numbers(numbers, square))
上記のコードでは、multiply_by_two
関数と square
関数が定義されています。process_numbers
関数は、リスト内の各数値に対して渡された関数を適用し、結果を新しいリストに格納して返します。例として、numbers
リストの数値を2倍にする場合と、2乗する場合の結果が表示されます。
以上のように、関数をパラメータとして他の関数に渡すことによって、柔軟性のあるコードを書くことができます。関数をパラメータとして渡すことは、プログラミングにおいて非常に便利なテクニックです。